タンポポのコーヒー

こんにちは、ナヤキコーヒーです!
GWも終わり日常生活が戻って参りましたが、お元気にお過ごしでしょうか?

さて、今回はちょっと変わったコーヒーをご紹介致しましょう。
コーヒーが手に入り難かった時代に作られた代用コーヒーですが、今の時期に野原へ行けば沢山見つける事が出来る物を使って作られていました。

【タンポポのコーヒー】

タンポポコーヒーをご存知ですか?

19世紀のアメリカで、コーヒーがまだ高価だった時代に、安価な代用品として作られたのが最初だと言われています。
(1830年代の『New York Albion』、スザンナ・ムーディーがカナダの森で暮らした体験を綴った『Roughing it in the bush』(1852年刊行)、1886年9月の『Harpers New Monthly Magazine』等に紹介記録あり)

コーヒー豆の供給が困難になった、第二次世界大戦時のドイツで代用コーヒーとして広く飲まれたという歴史もあります。


〈作り方〉

タンポポの根を掘り起こし水洗いをします。
1 - 2 cmの長さに切って、水に晒して灰汁抜きをした後、フードプロセッサで細かく刻みます。
天日か電子レンジで乾燥させてから、フライパン等で強めに焙煎して風味を出してやれば出来上がりです。

コーヒー同様にドリップか煮出ししていただきます。