コーヒー牛乳の始まり

こんにちは、ナヤキコーヒーです。

段々と春の暖かさを感じるようになりましたね。
今月のコーヒーブレイクはみんな大好きコーヒー牛乳のお話です。

わが国では、1920年(大正9年)12月20日に守山乳業が製造した製品を、東海道本線国府津駅の駅弁屋・東華軒売店で販売したのが最初と言われています。

まだ日本で普及していなかった牛乳とコーヒーを広めるべく、守山乳業の創業者が試行錯誤の末に開発したコーヒー牛乳は、上等駅弁が35銭の時代に20銭と高価な商品でしたが、評判を呼び、全国の駅売店にも並べられる様になり、やがては人の集まる場所という事で、今では定番の銭湯などにも広がって行きました。

一方、アメリカでは1930年代の初め頃にロードアイランド州で、新しい客を引き付けようとする簡易食堂やドラッグストアーがコーヒー牛乳を販売する様になりました。

それらの経営者の1人は牛乳と砂糖でコーヒーを甘くし、糖蜜のようなシロップを作り出しました。

コーヒー牛乳は、ロードアイランド州とマサチューセッツ州南東部の住民に特に好まれ、このコーヒー・シロップは売れまくりました。

1993年、コーヒー牛乳はロードアイランド州の公式飲料となりました。