コーヒーちょっといい話

こんにちは、ナヤキコーヒーです。

貴方が人生に行き詰まって、どうしていいか分からないと思う時、一日が24時間では足りないと思う時、
大きな広口瓶とカップ２杯のコーヒーのことを思い出して下さい。

ある大学教授が、哲学科の教室でいくつかの品物を前に置いて、生徒達の前に立っていました。

授業の初めに、教授は無言で、大きな空っぽの広口瓶を取り上げ、その中に ゴルフボールを入れ始めました。

瓶が一杯になった時、教授は学生達に、この瓶は一杯だと思うかと尋ねました。
学生たちは、そう思うと答えました。

次に教授は、小石の入った箱を取り出して、小石を瓶に移し、瓶を軽くゆすりました。
小石はゴルフボールとゴルフボールの隙間に、入り込みました。

そこでまた教授は学生達に、「瓶は一杯か？」と尋ね、学生達は、「そうです」と答えました。

続いて教授は、砂の入った箱を取り出し、砂を瓶の中に入れました。
当然、砂は瓶の中の残っている隙間に入り込みました。
教授はまた、「瓶は一杯か？」と尋ねました。

学生達は異口同音に、「はい」と答えました。
さらに、教授はコーヒーの入ったカップを2つ持ち出して、広口瓶に、それを注ぎ込みました。

コーヒーは、砂の中に浸み込んで行きました。 
学生たちは笑い出しました。

「さて」、笑いが収まるのを待って、 教授は話し始めました。
「この瓶を人生だと思ってごらん」

ゴルフボールが表わしているのは、最も大切なものだ。 
家族とか、子供たち、健康、 友達、夢中になれるもの、もし仮に、他のものが全部なくなっても、これさえあれば良いと言えるものだ。

小石は、その他の比較的大事なもの、仕事とか、家、車などのようなものだ。
砂は、その他のいろんな物事 ― どうでもいいものだ。

もし、最初に砂をこの瓶の中に入れてしまったら、小石やゴルフボールの入る余地は、無くなってしまう。
人生も同じ事だ。
もし、どうでも良いような事に、時間や労力をつぎ込めば
大事な物事の入る場所は、無くなってしまう。

だから・・・ 
君たちは、自分にとって、掛け替えの無いものに注意をしなさい。
子供たちと遊び、健康診断のために時間を作り、奥さんを連れて、食事に出かけなさい。 
家の掃除や、ゴミの始末は後で出来るさ。 

先ず第一に、ゴルフボールを入れること。つまり、本当に大事なものを先にするのさ。
それさえちゃんとしておけば、後の物事は、砂みたいに何処にでも入るのさ。

一人の学生が手をあげて、コーヒーは何を表わしているのかと、尋ねました。
教授は「良い質問だ」と、笑顔で答えました。

どんなに忙しくても、友達と一緒にコーヒーの一杯や二杯を飲む時間くらいは、その気になれば、 見つかると云う事さ。