ドリップコーヒーの起源

こんにちは、ナヤキコーヒーです。
11月のコーヒーブレイクは【ドリップコーヒーの起源】です。

ドリップコーヒー発祥の国はフランスといわれています。
それまではコーヒー豆を粉にしてポットのような容器に入れて煮出すやり方が一般的でした。いわゆる「トルココーヒー」です。しかしこの方法では豆の粉が残るので、これを沈殿させるのに時間がかかってしまいます。

この悩みを解決したのがフランスの名もないブリキ職人「ドン・マルティン」です。彼は1763年にネル付きドリップポットを発明したのです。それまでの豆ごとポットに入れて煮出すやり方から、ポットの上に置いた布に豆の粉を入れ、その上からお湯を注ぐというやり方を見出しました。

その後、ドイツのメリタ・ベンツ氏により使い捨てのペーパードリップが発明されて、コーヒーは手軽に飲める嗜好品となっていきました。手軽に飲めるようになったドリップコーヒーはドイツだけでなくヨーロッパ諸国に伝わっていったのでした。