コーヒーの木の種類

こんにちは、ナヤキコーヒーです。
みなさん美味しいコーヒーを飲んでいますか?産地によって味わいが異なるコーヒー…。
コーヒー豆の木にも種類があるのを知っていましたか?
そこで11月のコーヒーブレイクは【コーヒーの木の種類】についてです。

まず、コーヒーの木には3つの原種があります。

現在、主に栽培されているのは、〈アラビカ種〉〈ロブスタ種〉の2種ですが、
1%程度ながら〈リベリカ種〉という物も流通しています。

コーヒーにとって、どの原種の流れをくんだコーヒー生豆を使用するかはとても重要です。
種によって味の系統があるからです。

例えばストレートコーヒーとしては評価が低いロブスタ種ですが、アラビカ種で構成したブレンドコーヒーの隠し味にごく少量を混ぜるととても奥深い味に変化したりします。

【アラビカ種】
世界の多くの国で生産されており、コーヒーのおよそ3分の2がアラビカ種です。
アビシニア(現在のエチオピア)が原産地だといわれています。
高地で栽培され気象条件や病害虫の影響を受けやすい品種で、酸味と香りに特徴があります。

【ロブスタ種(カネフォラ種) 】
低地でも栽培され病害虫の影響を受けづらい品種です。
苦味とコクが特徴で、19世紀にコンゴ奥地で発見されたのが始まりです。
世界の生産量の3分の1がロブスタ種です。

【リベリカ種 】
西アフリカリベリアが原産の品種で、大木になりやすく、病害にも弱いなどの生産性の低さから、ごく一部の地域でしか栽培されておらず、幻の種となっています。
お味の方は?
残念ながら、味・香り共にアラビカ種に劣ると評価されています。

流通量どおり、アラビカ種が一番馴染み深い品種となっております。