名前の由来

こんにちは、ナヤキコーヒーです。

あけましておめでとうございます。
今年最初のコーヒーブレイクはこちらです。

コーヒーと云う名前の由来は?

 「コーヒー」は英語で〈Coffee〉ドイツ語で〈Kaffee(カフェー)〉フランス語では〈Café(カフェ)〉と綴られ、その語源はコーヒー原産国であるエチオピアの、古くからのコーヒーの産地『Kaffa(カファ)』という地名に由来すると云う説があります。

また一方では、アラビア語の〈Qahwah(カワフ)〉に由来するのではと云う説もあります。

〈Qahwa(カワフ)〉とは、直訳すると「何かへの欲望を払う。もしくは、慎む」ですが、 この言葉には別に、アルコール飲料の「ワイン」と、「カート」いう名の謎の飲み物の事を指す意味がありました。

ではなぜ「カワフ」が「コーヒー」を示す言葉になったのか?

どうやら、コーヒー直接の起源は「カート」という飲み物で、それがどこかの時点でコーヒーと入れ替わってしまったようなのです。

謎の飲み物「カート」は、西アフリカ、エチオピア原産の木の葉から作る飲み物で、今でいうマリファナに近い幻覚作用をもたらす物であった様です。

イスラム教徒の中でも厳しい修行を行うことで有名なスーフィーの修行僧が、夜中の祈りの際に眠気覚ましのために飲んでいたと言われており、その効果は絶大だったようですが、いかんせん、かなり希少な植物でした。

謎の飲み物「カート」は、やがて入手が困難となり、その代用品として用いられるようになったのが、今のコーヒー豆から作られたスープで、これが「カート」すなわち「カワフ」と呼ばれる物になり、やがて「コーヒー」へと転じて行ったのでした。